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英チェシャーの廃棄物発電所が試運転に着手、2029年にCO2回収を併設へ

英イングランド北西部チェシャーで、Encyclisが手がける廃棄物発電施設Protos Energy Recovery Facilityが廃棄物の初点火に至り、試運転の段階へ入った。記事の時点で2,500トンを超える残余廃棄物を処理している。本格稼働後はリサイクルに回せない事業系・都市系の廃棄物を年間最大50万トン処理し、49.9MWのベースロード電力を供給する。2029年にはCO2回収設備を併設し、英国初の脱炭素型の廃棄物発電施設になるとしている。

廃棄物発電は、埋め立てを減らしながら電力を得る手段として欧州で広く導入されてきた。ただし燃やす以上はCO2が出るため、近年は回収設備を併設できるかどうかが施設の評価を分けるようになっている。英イングランド北西部チェシャーで動き出したProtos Energy Recovery Facilityは、その併設を前提に設計された施設である。

事業者はEncyclisで、施設は廃棄物の初点火を終えて試運転の段階に入った。記事が公開された時点で、すでに2,500トンを超える残余廃棄物を処理している。本格的な稼働に入ると、リサイクルに回せない事業系および都市系の廃棄物を年間最大50万トン受け入れ、49.9MWのベースロード電力を供給する構成になる。

CO2の回収設備が動き出すのは2029年の予定である。回収量は年間およそ37万トンを見込み、パイプラインでリバプール湾へ送って地中に永久貯留する。貯留先はHyNet North Westと呼ばれる回収・貯留のクラスターに含まれる。Encyclisは、これが実現すれば英国で初めての脱炭素型の廃棄物発電インフラになるとしている。

設計から調達、建設まではMETLENとStandardkessel Baumgarteが担当した。運転体制としては常勤の運転要員を45名超採用しており、地元から4名の見習いが技術研修を受けている。同社はほかにベッドフォードシャーのRookery South、レスターシャーのNewhurstを運転しており、ウェストミッドランズのWalsallは建設中で2027年の稼働を予定する。

出典 Bioenergy Insight Magazine
Protos energy-from-waste facility begins operations with carbon capture
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主体Encyclis(企業)
情報の種類報道
地域 海外(GB)
公開日 2026年8月 のアーカイブ