コーヒーポッド回収、英Co-opが30店舗の試行から200店舗超へ 10か月で8トン
英国の生活協同組合Co-opが、使用済みコーヒーポッドの回収拠点を200店舗超に広げる。2025年11月に30店舗で始めた試行で8トン、使用済みポッド50万個以上が持ち込まれたことを受けた本格展開で、対象はイングランド南西部とサウスウェールズ。回収を担うのは英国のポッドリサイクル事業Podbackで、同社の加盟ブランドが販売するプラスチック製・アルミ製のポッドを受け入れる。金属と樹脂は国内の再処理業者へ、中身のコーヒーかすはバイオガスと土壌改良材に回る。
この記事の要点
- 試行は2025年11月開始の30店舗。回収量8トンは使用済みポッド50万個以上に相当する
- 拡大先はイングランド南西部とサウスウェールズの200店舗超
- Podbackの回収拠点は英国全体で1,500か所以上。今回はそこに小売店頭が加わる形
- 受け入れ対象はPodback加盟ブランドのプラスチック製・アルミ製飲料ポッドに限られる
- コーヒーかすはバイオガスによる再生可能エネルギーと農業用土壌改良材に利用される
英国の生活協同組合Co-opが、店頭での使用済みコーヒーポッド回収を200店舗超に広げる。展開先はイングランド南西部とサウスウェールズで、回収拠点を供給するのはポッドリサイクル事業のPodbackである。
きっかけは2025年11月に始めた試行だった。環境負荷を下げる手法を試すために設けられた「サステナビリティ・ショーケース店舗」30店に回収拠点を置いたところ、8トンのポッドが持ち込まれた。個数にすると50万個を超える。1店舗あたりに均せば約270kg、1万7千個ほどが集まった計算になる。試行の結果を受け、Co-opはこの取り組みを恒久的なものとして拡大する判断をした。
回収されるのはPodback加盟ブランドが販売するプラスチック製およびアルミ製の飲料ポッドに限られる。集まったポッドは英国内の再処理業者へ運ばれ、樹脂とアルミはそれぞれ素材として回収される。中身として残るコーヒーかすは別に扱われ、メタン発酵による再生可能エネルギーと、農業用の土壌改良材に向かう。容器と中身で行き先を分けることで、どちらも埋立や焼却に回さない設計になっている。
Podbackは英国全体で1,500か所を超える持ち込み拠点を運営しており、今回の拡大はそこに日常的に立ち寄る小売店頭が加わる形になる。持ち込み方式の回収では、拠点の数そのものよりも生活動線上にあるかどうかが回収量を左右するため、食料品店での展開が数量にどう効くかが今後の焦点となる。
| 主体 | Co-op(英国)/Podback(企業) |
|---|---|
| 情報の種類 | 報道 |
| 本サイト掲載日 | 2026年9月29日 |
| 地域 | 海外(GB) |
| 公開日 | 2026年9月 のアーカイブ |