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カサブランカの廃棄物発電、Kanadevia Inovaと伊藤忠らが事業権契約に調印

スイスのKanadevia Inovaを中心とする企業連合が、モロッコ・カサブランカ市とメディウナ地区の廃棄物発電事業について事業権(コンセッション)契約に調印した。連合はモロッコのNareva、日本の伊藤忠商事、施工を担うモロッコのSomagecで構成する。あわせて国営の電力水道公社ONEEおよび配電会社SRM Casablanca-Settatと電力購入契約も結んだ。調印は2026年8月3日だが、建設資金の調達はこの時点で確定していない。

都市ごみを燃やして発電する事業は、廃棄物処理と電力供給の 両方を担うため、自治体との長期契約を前提に組み立てられる。モロッコ最大の都市カサブランカで、その契約が結ばれた。

調印したのは、スイスのKanadevia Inovaを中心とする企業連合である。Kanadevia Inovaが設計、建設、運転を引き受けたうえで出資の一部も担い、モロッコのNarevaが主導的な投資家として加わる。日本からは伊藤忠商事が、英国子会社のI-Environment Investments Ltdを通じて出資する。建設工事はモロッコのSomagecが受け持つ。契約相手はカサブランカ市で、市長のNabila Rmili氏が代表して2026年8月3日に調印した。

発電した電力の販売先も同時に固めている。国営の電力水道公社ONEEと、カサブランカ・セタット地域の配電会社SRM Casablanca-Settatとの間で、それぞれ電力購入契約を結んだ。長期の収入見通しを立てたうえで資金調達に進む構成である。

一方で、事業の規模を示す数値には注意が必要になる。報じられているところでは、発電容量について共同投資家2社が同じ日に出した発表の間で食い違いがあり、確定した数字とは言えない状態にある。建設資金の調達もこの時点では固まっておらず、現地の金融機関からの融資と出資を組み合わせた資金パッケージが成立することが着工の前提となる。

出典 energynews.pro
Kanadevia Inova and Nareva Sign Concession for Médiouna Site in Morocco
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主体Kanadevia Inova(企業)
情報の種類報道
地域 海外(MA)
公開日 2026年8月 のアーカイブ