エアバッグ端材とぶどう搾りかす、アジア大会の公式グッズに3社が採用
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)の公式ライセンスグッズに、アップサイクルをテーマにした商品が加わった。豊田合成は自動車用エアバッグの端材(ポリエステル)を使い、トートバッグ3種とチャーム2種の計5アイテムを展開する。トヨタ紡織は自動車用シートの生産工程で出る端材でトートバッグとミニトートバッグをつくった。メニコンは未利用バイオマスであるぶどうの搾りかすとプラスチック原料を合わせ、420mLのマイボトルを商品化した。いずれも通常は廃棄される素材である。
この記事の要点
- 豊田合成は自動車用エアバッグの端材でトートバッグ3種とチャーム2種を展開する
- エアバッグトートは3,500円、H360×W200×D100mm、チャームは1,000円
- トヨタ紡織は自動車用シートの生産工程の端材でトートバッグ(7,480円)などをつくった
- メニコンはぶどうの搾りかすとプラスチック原料で420mLのマイボトル(3,850円)を商品化
- 使用量や削減量の数値は公表されていない。販売は公式オンラインショップなど
製造の現場では、必ず端材が出る。設計どおりの形に断つ以上、外側は残る。素材としての質は製品と変わらないのに、形が定まらないぶん行き先がない。自動車産業が集積する愛知では、この種の端材がまとまった量で発生する。
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)の公式ライセンスグッズに、これを使った商品が加わった。参加したのは豊田合成、トヨタ紡織、メニコンの3社で、それぞれ自社の事業で出る素材を持ち寄っている。
豊田合成が使うのは自動車用エアバッグの端材である。素材はポリエステルで、エアバッグは瞬間的な展開に耐える必要があるため、生地としては薄くて丈夫という性質を持つ。これをトートバッグ3種とチャーム2種、計5アイテムに仕立てた。エアバッグトートは3,500円でH360×W200×D100mm、チャームは1,000円。エンブレム柄の1種は発売中で、残りは発売時期を調整している。
トヨタ紡織は自動車用シートの生産工程で出る端材を使う。トートバッグが7,480円でH480×W260×D100mm・重量196g、ミニトートバッグが5,940円でH350×W260×D100mm・重量151g。いずれもレッド、グレー、ベージュ、ブラウンの4色展開で、発売中である。
メニコンだけ素材の系統が違う。未利用バイオマスであるぶどうの搾りかすとプラスチック原料を合わせ、420mLのマイボトルにした。3,850円、重量65g、耐熱温度100℃。コンタクトレンズの会社が飲料ボトルを出す形になるが、樹脂成形の技術という点ではつながっている。
販売は愛知・名古屋2026公式ライセンスショップの一部店舗と公式オンラインショップ。リリースには、使用した端材の量や削減量に関する数値の記載はない。
| 主体 | 豊田合成株式会社ほか2社(企業) |
|---|---|
| 情報の種類 | プレスリリース |
| 本サイト掲載日 | 2026年9月18日 |
| 地域 | 日本 |
| 公開日 | 2026年9月 のアーカイブ |