政策・制度 Circular Economy Hub

環境省と経産省がプラ資源循環に3つの作業部会、マスバランスの価値表示も論点

環境省と経済産業省が、プラスチック資源循環をめぐる3つのタスクフォースを設置する。「プラスチック容器包装の持続可能設計」は9月15日、「プラスチック資源徹底回収・サプライチェーンの最適化」と「再生・バイオプラスチックの価値創出」は9月29日に第1回を開く。持続可能設計では、リサイクル工程や再生材の質を阻害する素材・成分・形態を整理し、循環性設計の普及・高度化策を検討する。価値創出では、温室効果ガス削減効果のクレジット化やマスバランス方式による価値表示の在り方を扱う。各タスクフォースは2026年度内に2回開き、2027年3月ごろの合同会議で議論を集約する予定である。

この記事の要点

  • 「プラスチック容器包装の持続可能設計」タスクフォースの第1回は9月15日
  • 「資源徹底回収・サプライチェーンの最適化」と「再生・バイオプラの価値創出」は9月29日
  • 持続可能設計では、リサイクル工程や再生材の質を阻害する素材・成分・形態を整理する
  • 価値創出では温室効果ガス削減効果のクレジット化とマスバランス方式の価値表示を扱う
  • 各タスクフォースは2026年度内に2回開き、2027年3月ごろの合同会議で集約する

プラスチックの資源循環は、設計・回収・出口の三つがそろわないと回らない。リサイクルしにくい設計のまま出回れば分別で詰まり、分別が進んでも再生材が売れなければ在庫が積み上がる。環境省と経済産業省が設置する3つのタスクフォースは、この三箇所にそれぞれ対応する形で分かれている。

一つ目は「プラスチック容器包装の持続可能設計タスクフォース」で、第1回は9月15日に開かれる。リサイクル工程や再生材の質を阻害する素材・成分・形態を整理し、循環性設計の普及・高度化策を検討する。複合材や特定の着色、はがれにくいラベルなど、選別や再生の現場で問題になる要素を洗い出す作業にあたる。

二つ目は「プラスチック資源徹底回収・サプライチェーンの最適化タスクフォース」、三つ目は「再生・バイオプラスチックの価値創出タスクフォース」で、いずれも第1回は9月29日である。二つ目は分別回収量の拡大とサプライチェーンの効率化・高度化を目的とする。

三つ目が扱うのは、再生材の価値をどう示すかという問題である。検討項目には温室効果ガス削減効果のクレジット化と、マスバランス方式による価値表示の在り方が挙げられている。ケミカルリサイクルでは廃棄物由来の分子と化石由来の分子が工程で混ざり、物理的にどこが再生材かを区別できない。そこで投入量に応じて生産物の一部を再生材として帳簿上割り当てるのがマスバランス方式である。割り当ての計算方法をどう定めるかが、そのまま事業の採算に効く論点になる。英国は先ごろ、この配分方式を課税制度の中で規定している。

所管は中央環境審議会循環型社会部会プラスチック資源循環小委員会と、産業構造審議会イノベーション・環境分科会資源循環経済小委員会プラスチック資源循環戦略ワーキンググループである。各タスクフォースは2026年度内に2回開催し、2027年3月ごろの合同会議で議論を集約する予定としている。

出典 Circular Economy Hub
環境省・経産省、プラスチック資源循環の3つのタスクフォースを設置。循環型設計の高度化やマスバランス等価値表示のあり方を検討へ
本記事は上記の公開情報をもとに AI が作成した要約です。原文の転載は行っていません。 正確な内容は必ず出典元をご確認ください。
主体環境省・経済産業省(行政)
情報の種類報道
本サイト掲載日2026年9月8日
地域 日本
公開日 2026年9月 のアーカイブ