家庭の使用済み食用油の回収を7店舗に、群馬の生協が10月から拡大
生活協同組合コープぐんまが、家庭から出る使用済み食用油の回収店舗を2026年10月から全7店舗に広げる。これまで昭和店(前橋市)、寺尾店(高崎市)、みさと店(高崎市)の3店舗で実施してきたところに、東久方店(桐生市)、新井店(太田市)、宮子店(伊勢崎市)、藤岡店(藤岡市)の4店舗を加える。集めた油は吉川油脂を通じ、田中鉄工のアスファルトプラントに運ばれ、合材製造における重油代替のバイオマス燃料として使われる。回収量の実績や目標は公表されていない。
この記事の要点
- 既存の3店舗に4店舗を加え、2026年10月から全7店舗で回収する
- 新たに加わるのは東久方店(桐生市)、新井店(太田市)、宮子店(伊勢崎市)、藤岡店(藤岡市)
- 集めた油は吉川油脂を通じ、田中鉄工のアスファルトプラントへ運ばれる
- 用途は合材製造における重油代替のバイオマス燃料で、SAFや飼料ではない
- 回収量の実績や目標、容器の持ち込み方法は公表されていない
飲食店から出る廃食用油には回収業者がつく。一店舗あたりの量がまとまるため、集めて回る採算が立つからである。難しいのは家庭から出るぶんで、一世帯あたりの量が少なく、出るタイミングも読めない。多くは固めるか紙に吸わせて可燃ごみに回っている。持ち込み先をつくって住民に運んでもらう方式が現実的な解になりやすいのは、この事情による。
生活協同組合コープぐんまは、家庭から出る使用済み食用油の回収店舗を2026年10月から全7店舗に広げる。これまでは昭和店(前橋市)、寺尾店(高崎市)、みさと店(高崎市)の3店舗で実施してきた。新たに加わるのは東久方店(桐生市)、新井店(太田市)、宮子店(伊勢崎市)、藤岡店(藤岡市)の4店舗である。前橋・高崎に寄っていた回収地点が、桐生・太田・伊勢崎・藤岡へ広がる形になる。
集めた油の行き先には特徴がある。吉川油脂を通じて田中鉄工のアスファルトプラントへ運ばれ、合材製造における重油代替のバイオマス燃料として使われる。廃食用油というと航空燃料(SAF)やバイオディーゼルの原料としての用途が話題になりやすいが、ここでは道路舗装材をつくる工程の熱源にあてられている。アスファルト合材の製造は骨材を高温に熱する工程を含むため、まとまった熱需要がある。
用途を燃料に絞れば、油の品質に対する要求はSAFほど厳しくならない。家庭から集まる油は揚げ物の種類も使用回数もまちまちで、この点は現実的な組み合わせといえる。
一方で数値の公表は少ない。これまでの回収実績、拡大後の目標量、容器をどう持ち込むかについては、リリースに記載がない。
| 主体 | 生活協同組合コープぐんま(NPO・団体) |
|---|---|
| 情報の種類 | プレスリリース |
| 本サイト掲載日 | 2026年9月8日 |
| 地域 | 日本 |
| 公開日 | 2026年9月 のアーカイブ |